マツダ3(新型)のエンジンを徹底解説!おすすめグレードも紹介!

新型

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デザインが先行しデビューしたマツダ3 新型、当初は受注確保に苦戦していましたが、半年を経て順調に受注を伸ばしています。

それはボディやシャシー、シートからタイヤにいたるまですべてが刷新された「SKYACTIV-VEHICLE ARCHETECTURE」が噂から確信となったからでしょう。

今後、次世代エンジン「SKYACTIV-X」の採用で話題の中、マツダ3 新型のエンジンにスポットを当て徹底解説、併せておすすめも紹介しています。

 

それでは、「マツダ3 新型、エンジンを徹底解説!おすすめグレードも紹介!」をお届け、マツダ3 新型選びの参考にして下さいね!

 

マツダ3 新型に用意されたエンジンを徹底解説!

引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

Cセグメントの日本車は、欧州車に比べて「鉄板が薄い」など「安っぽさを感じる」と言われてきましたが、マツダ3 新型の質感には驚きです。

この内外装は、欧州車を凌駕した「クラス最上級」と評価しても良いぐらいの出来栄えです。

 

でも、決してファミリーカーとは思えないスポーティーでエモーショナルなデザインから、「走りが一番気になる」ハズですよね!

マツダの言う「人馬一体」を検証、その心臓部のエンジンを探っていきましょう(^_-)-☆

 

魅力が詰まったエンジンは4種を用意

引用:https://www.mazda.com

マツダ3 新型エンジンラインアップは、1.5Lと2.0Lのガソリンエンジン、1.8Lのクリーンディーゼルエンジンの3種がまずエントリーされました。

そして、マツダが新たにマツダ3 新型に開発しで初めて搭載される期待の2.0L「SKYACTIV-Xエンジン」の4種類が用意される予定です。

ボディタイプとの組み合わせは、1.5リッターはハッチバックのみとなり、そのほかの3種類はセダンを含めた両ボディで選択が可能になってます。

 

エンジン毎のスペックの違いは?

マツダ3 新型は4種のエンジンに駆動方式はFFとAWD、トランスミッションは6速MTと6速ATのパワートレインが用意されました。

そして、全8色のボディカラーと4種類のインテリアが用意され、豊富で見どころがありすぎて困ってしまいそうですね(´-`).。oO

 

ここでは、ラインナップされているエンジンのスペックを頭に叩き込んでおきましょう!

 

エンジンスペックは次の通りです。

SKYACTIV-G 1.5

引用:https://www.mazda.com

マツダ3 新型には、ガソリンエンジンは1.5Lと2.0Lの2種類が用意されています。

ダウンサイジングターボが全盛の昨今、適正排気量の自然吸気エンジンがもたらすナチュラルなドライブフィールが味わえるのは有り難いですね。

  • 排気量:1496cc
  • ボア×ストローク:74.5×85.8mm
  • 圧縮比:13.0
  • 最高出力:82kW(111ps)/6000rpm
  • 最大トルク:146Nm/3500rpm
  • WLTCモード燃費:16.6km/L

 

SKYACTIV-G 2.0

パワートレインは、1.5LはFFとAWD、6速MTと6速ATが用意され、2.0LはFFと6速ATのみのラインナップとなります。

  • 排気量:1997cc
  • ボア×ストローク:83.5×91.2mm
  • 圧縮比:13.0
  • 最高出力:115kW(156ps)/6000rpm
  • 最大トルク:199Nm/4000rpm
  • WLTCモード燃費:15.8km/L

 

SKYACTIV-D 1.8

引用:https://www.mazda.com

ディーゼルエンジンは1.8Lターボで、駆動方式はFFとAWDをラインナップし、トランスミッションは6速ATのみとなっています。

マツダのお家芸と言っていい、超高応答マルチホールピエゾインジェクターによって高圧かつ緻密な多段噴射を実現しました。

 

そのため、「燃費・静粛性・排出ガス」のすべてをより高次元にバランスさせています。

  • 排気量:1756cc
  • ボア×ストローク:79.0×89.6mm
  • 圧縮比:14.8
  • 最高出力:85kW(156ps)/4000rpm
  • 最大トルク:270Nm/1600-2600rpm
  • WLTCモード燃費:20.0km/L

 

世界初、注目の革新的な新技術「SKYACTIV-X」エンジン搭載

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/grade/skyactiv-x/fastback/

マツダ3 新型エンジンのハイライトがこちら「SKYACTIV-X」、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのいいとこ取りの逸品です。

というのは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの利点を融合させた「圧縮着火方式」を採用する世界初のエンジンという訳ですから。

 

そして、スーパーチャージャーも装着して、動力性能と燃費をバランス良く向上させました。

 

残念ながら2020年までおあずけ!

このエンジンを搭載したモデルは、2019年秋に遅れて発売される予定でしたが、さらに延期され2020年春の発売開始とアナウンスされました。

スカイアクティブXの各種性能は、今回のマツダ3 新型発表時点では明らかにされていません。

 

ですが、以前公表された目標値は最高出力が190馬力、最大トルクが230Nm(23.5kg-m)であったため、これに近い性能は発揮すると予測しています。

 

引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

なお、スカイアクティブXにはMハイブリッド(マイルドタイプのハイブリッド)も装着されると予想しています。

これは、モーター機能付き発電機が減速時の発電と充電、エンジン駆動力の支援、そしてアイドリングストップ後の再始動を行うシステム。

再始動時にはベルトを使うから、ノイズを小さく抑えられ、大幅な燃費向上も期待できます。

注目の革新的な新技術「SKYACTIV-X」エンジンの登場を「待ち遠しい」との声が多いですね(´-`).。oO

 

マツダ3 新型のおすすめも紹介、本命はこれ!

引用:http://sagamazda.jp/

全てのエンジングレードがラインナップされていない中、おすすめを判断するのは難しさもあります。

ここでは、Cセグの平均的なエンジン性能の比較、新車価格相場のコスパから判断することにしました。

 

4種のエンジン、グレード・価格の違い

引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

4種のエンジン、グレード・価格の違いをファストバックで見てみましょう!

マツダ3 新型ファストバック(ハッチバック)のグレードラインアップと価格は次の通りです。

 

SKYACTIV-G 1.5

  • 15S:2,181,000円 [2WD(MT・AT)]/2,413,200円 [4WD(AT)]
  • 15S Touing:2,273,880円 [2WD(MT・AT)]/2,506,080円 [4WD(AT)]

 

SKYACTIV-G 2.0

  • 20S PROACTIVE:2,470,000円 [2WD(AT)]
  • 20S PROACTIVE Touring Selection:2,588,800円 [2WD(AT)]
  • 20S L Package:2,649,000円 [2WD(AT)]
  • 20S Burgundy Selection:2,719,200円 [2WD(AT)]

 

SKYACTIV-D 1.8

  • XD PROACTIVE:2,740,000円 [2WD(AT)]/2,972,200円 [4WD(AT)]
  • XD PROACTIVE Touring Selection:2,858,800円 [2WD(AT)]/3,091,000円 [4WD(AT)]
  • XD L Package:2,919,000円 [2WD(AT)]/3,151,200円 [4WD(AT)]
  • XD Burgundy Selection:2,989,200円 [2WD(AT)]/3,221,400円 [4WD(AT)]

 

SKYACTIV-X20209年春発売予定・予測

  • X PROACTIVE:3,140,000円 [2WD(AT)]/3,372,200円 [4WD(AT)]
  • X PROACTIVE Touring Selection:3,258,800円 [2WD(AT)]/3,491,000円 [4WD(AT)]
  • X L Package:3,319,000円 [2WD(AT)]/3,551,200円 [4WD(AT)]
  • X Burgundy Selection:3,389,200円 [2WD(AT)]/3,621,400円 [4WD(AT

エントリーモデル15Sとハイパフォーマンスな最上級グレードX Burgundy Selectionとの価格差は、120万円もありますね😢

 

 

エンジン性能の良し悪しは?馬力とトルクの関係

 

エンジン性能を表す項目としては、最高出力(馬力)と最大トルクという項目がありますね、ここでおさらいしましょう!

これらは、いずれもエンジン性能を表すものですが、両者は少し意味が異なっています。

簡単に言うと、出力とはトルクに回転数を掛けたものですが、実は両者の項目は独立して別の事を表わしている訳ではなくて、密接に関係しいます。

 

トルクとは?

分かりやすい例が自転車でペダルを漕ぐ力(ペダルを下に押す力)、力のある人は強く漕ぐことができるので、坂道でもスピードが出て加速も早いですよね。

一方、力のない人は加速も遅く、坂道によっては登れない場合も出てきたりします。

これがトルクの強い場合と弱い場合の例となります。

 

では、マツダ3 新型SKYACTIV-D 1.8のカタログを見ると、270Nm/1600-2600rpm というような値が書いてあります。

これは、エンジンの回転数が1600-2600rpm 回転の間で、270ニュートンメートル270(kgf・m)のトルクを発生、ということ表します。

 

トルクや出力はどう捉えればよいの?

これらの値をどう捉えればよいか?ですが、ポイントは発生回転数を見てください。

例えば、同じ270 Nmのトルクを発生するエンジンが2台、一つは2000〜3000回転で発生し、もう一つは4000〜5000回転で発生する場合。

街乗りなどで運転し易いのは前者のエンジンで、低回転から最大トルクなので、少しアクセルを踏むだけで力強く前に進むためです。

 

一方、後者のエンジンはエンジンを高回転まで回してスポーティーに走る場合などは、非常に力強くキビキビ走ることができます。

 

出力の捉え方?

出力については、値が大きいほど運動量が多い=つまりパワーがあるということになりスピードが出るわけです。

もし、同じボディ形状で同じ車重の車であれば、100kwの車よりも200kwの車の方が、最高速度は上がることになります。

また、その最高出力の発生回転数が、4000回転のものよりも7000回転のもの方が回転でパワーを稼ぐ、高回転域を楽しむエンジンです。

 

以上から、マツダ3 新型エンジンの性能を表す数値は、乗る人のニーズによって良い悪いが異なるといえるでしょう。

 

おすすめ、本命はこれ!

マツダ3 新型は、各種の機能を充実させため価格が全般的に高め、先代アクセラには200万円以下のグレードも用意されたが、このモデルはすべて200万円以上します。

まず、市街地を中心にした使い方なら、1.5リッターエンジンを搭載するハッチバックの「15Sツーリング」(227万3880円)をおすすめします。

軽快でスポーティな走りを楽しみたいなら、2リッターエンジンの「20Sプロアクティブ」(247万円)をおすすめ、こちらはハッチバック・セダンとも同価格です。

 

走行距離が伸びるユーザーは、1.8リッターのクリーンディーゼルターボを搭載する「XDプロアクティブ」(274万円)をおすすめ。

これも両方のボディで選べて、燃費やエコカー減税対象になるため最高のコスパを発揮本命はXDプロアクティブです。

 

マツダ3 新型、エンジンを徹底解説!おすすめグレードも紹介!のまとめ

 

引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

待望されるスカイアクティブXは、動力性能と燃費を高水準でバランスさせたスペシャルティなパワーユニットとなるでしょう。

ただ、価格も全車が300万円以上ですが欲しいという方は、「Xプロアクティブ」(314万円)をおすすめします。

結論としては、マツダ3 新型はインテリアもクラスを超えた上質感を実現、後席の居心地のよさもファストバックを凌ぐのがセダンタイプ。

スタイリングだってファストバックより伸びやかで落ち着きがあり、幅広い層の人たちにおすすめしたいのがXDプロアクティブのセダンと断言します。

 

アイキャッチ画像:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

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