アクセラ後継として登場した『マツダ3(新型)』、魂動デザインを深化させたエクステリアもさることながら、内装もまた高評価です。
マツダ3(新型)の内装は、多くのコラムで「圧倒的な上質感を醸し出している」や「水準は上級車と遜色ない」と絶賛されていますね。
でも……実際はそれって本当?
そんな疑問にお答えすべく……
最新テクノロジーを装備して大きく生まれ変ったとされるマツダ3 新型、その内装を徹底検証し真価に迫ります!
購入検討の参考にして下さいね!
マツダ3(新型)の内装を徹底検証!
引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
クルマ選びにはエクステリアも、もちろん大切ですが長い時間を過ごす車内のインテリアも重要です。
ドライバーこそ感じる実用性や快適性、乗り心地などのメリット・デメリットを予め知っておければ、検討材料としてとても有効でしょう!
多くの誉め言葉で語られる『マツダ3 新型』のインテリア、「本当にそうなの?」と疑いたくもなります。
そんな訳で……徹底検証していきますね。
コックピット回りはどうなのか?
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/interior/
マツダ3(新型)は内装も外観デザインと同様に、不要な要素を削ぎ落とした『引き算の美学』がテーマで設計されました。
それを具現化するような水平基調でシンプルなインパネ、ダッシュボードに柔らかいパッドを使うなど上質な造り込みです。
なかなかいいですね(>_<)
インパネは水平基調のデザイン、メーターの視認性やスイッチの操作性も良さそうですね!
引用:https://www.yamaguchi-mazda.co.jp/
前席は背中から腰、大腿部をしっかり支えるように造り込まれ、背もたれと座面が体にフィットするように設計されています。
座り心地は少し硬い感じがしますが、ボリュームが伴っているので長距離移動に適し、着座姿勢が乱れにくく峠道の走りにも適していそうです。
珍しいライティングへの拘りはどうなのか?
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3
これは驚きですね、インテリア照明への夜の見え方にも拘っていました!
ライティングもトータルバランスを求めて徹底的にチューニングしています。
人間の目は白のイルミネーションに対して色の違いがわかりやすいのですが、イルミネーションの色と明るさを統一しています。
それは、夜間のプレミアム感を高めるために見え方をそろえて、上質さを感じさせる照明となっています。
ハイエンドモデルならともかく、Cセグメントでここまで凝っているのは珍しく、マツダのこだわりと熱意が凝縮されたモデルと言えるでしょう。
シートはどうなっているのか?
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/interior/ バーガンディーレッド仕様
マツダ3(新型)のコックピットとシート周りを見てみると華美な加飾を省き、ミニマルな美しさを有した質感の高いデザインです。
内装色にはモノトーンカラーやバーガンディーレッドを採用し、居心地の良さを追求した大人のインテリアに仕上がっていますね!
座り心地で少し気になりそうなのは、背もたれの腰の張り出しが少し大きいことと肩まわりのサポートが弱い事でしょうか?(´-`).。oO
マツダ広報は「上体が動きやすいように、腰でしっかり支えて肩まわりは強くサポートしていない」と言ってますが……
左右に振られさえしなければ良いですけどね。
居住性は増したのか?
マツダ3(新型)はファストサイズの割には、後席も座り心地にボリュームを増しましたが、足元空間は狭いですね。
平均的な大人4名が乗車して、後席に座る乗員の膝先空間はハッチバック・セダンともに握りコブシ1つ半程度です。
そのため、前席の下に足が収まりやすく、大人の着座は妨げるわけでは無いですが……
インプレッサやフィットは握りコブシ2つ半程度はありましたね。
そんなところから、マツダ3(新型)はボディサイズの割には狭く、特にハッチバックの窓周りの視界の悪さも閉所感を増しています。
購入を検討するなら、ショールームで実際に座り確認して、出来れば後席試乗もおすすめします。
マツダ3(新型)がクラスを超えたと言われるのは本当?
引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
マツダ3(新型)は、アクセラの後継とは思えないような『別物』のクルマとなったいました(^_-)-☆
パワートレインや先進技術も進化しており、内外装のデザインも洗練されたことで魅力が大きく増したモデルと成長しています。
どうも、「クラスを超えた」と言われるのは本当のようですね!
ここで詳しく解説します。
アテンザを越えた質感に驚き!
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
なんと……インテリアは一目見ただけでもクオリティの高さを感じられるようなデザインに仕上がっています。
それは、マツダのフラッグシップセダンであった『旧アテンザ』をも超えているとも言われているくらいプレミアム感が際立っています。
内装の中でも、特に上質感を感じさせるのはダッシュボード周りと言えるのではないでしょうか。
表面にはステッチ入りのレザー調ソフトパッドが張られ、見た目も肌触りもよく、高級感を感じさせてくれます。
また、ダッシュボードの下半分にはシルバーの加飾パーツが装着され、更に高級感をアップさせてくれます。
この質感……本当にいいですね(>_<)
メーター部分は7インチTFT液晶が採用され、8.8インチ・サイズのセンターディスプレイが採用されました。
シフトセレクター後方にあるコマンダーで目視せずに直感的に操作することが可能に、操作する時のわき見も最小限になりそうですね。
各パーツの仕立てには感激!
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
このように、プレミア感のある加飾もありますが、全体的にシンプルな造形となっており、パーツ同士の合わせ目は極力なく仕切り線を減らしました。
色や光沢感は、パーツ同士の些細な見た目の差も小さく、美しさと仕立ての良さなど繊細なことが、本質を感じ取られるようになりました。
マツダ3(新型)では必要最低限の立体形状のみを残し、ホーン、スイッチ類なども落ち着いたデザインと変化しています。
それは、旧アクセラがどちらかと言うとカジュアルな路線でしたので、そこからシックでエレガントな緊張感のあるクルマへと変遷しています。
嫉妬する上質な内装!
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/interior/
マツダ3 新型のシートは、内装カラーと同じく全部で4タイプが展開されています。
それは……
- パーフォレーションレザー
- レッド・パーフォレーションレザー・ブラック/チャコール
- パーフォレーションレザー・ピュアホワイト
- クロスブラック
内装色にはモノトーンカラーやバーガンディーレッドを採用し、バーガンディーはファストバック、ピュアホワイトはセダン専用カラーです。
小さな穴が開けられたパーフォレーションレザーには吸音性があって、車内の静粛性アップに貢献しています。
全体的に華美な加飾を省き、ミニマルな質感の高いデザインと落着きある配色で、居心地の良さを追求した大人の内装に仕上がっています。
国産車の新たなスタンダードとなりうる可能性!
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/interior/
マツダ3(新型)の内装は、幅広い年齢層から親しまれるスタイリッシュで、美しいインテリアでは無いでしょうか?
艶やかな攻めたエクステリアにもマッチ、デザイン性はもちろんコックピット周りの装備も使いやすくレイアウトされています。
それは、マツダ車らしい『人間中心設計』の考えが反映された創りとなっていると表現できるでしょう。
Cセグメントでは最上質な内装、マツダ3(新型)の内装は上質さと機能性を備えたデザイン、それは「クラスを超えた」と言えますね。
アクセラから車名を改めたマツダ3(新型)は、新世代のモデルとして国産車のスタンダードモデルと成長していくでしょうね!
マツダ3(新型)の内装を徹底検証!クラスを超えたと言われるのは本当?のまとめ
引用::https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
マツダ3(新型)は、その内装でもマツダが持つ先進技術と余すことなく投入した『クラスを超えたモデル』という事が分かりました。
マツダ車ならではの流麗デザインと機能性を備える、新世代モデルと断言できます!
そして、エントリーモデルでも満足度の高い充実装備、先進技術など多くの魅力が詰め込まれていました。
マツダ3(新型)の受注状況は先代アクセラと比べ苦戦と言われています。
1割程度の価格上昇とフャミリーユースには少し不適が原因とされていますが、それを飲み込むデキの良いクルマと言えるのではないでしょうか。
マツダの営業マンには、もっともっとマツダ3 新型の良さをアピールして頑張って貰いたいものです。
アイキャッチ画像:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/interior/